石川の四季のさかな

カレイ

- プロフィール -

カレイは種類も多く、日本各地に広く分布する魚です。カメレオンのように体表を保護色に変える技を持ち小魚やエビを狙って食べます。

地方によって同じ種類のカレイでも呼び名がかわることがあり、また、種類によって味も旬も異なります。1月から3月頃まで産卵の季節でこの頃の子持ちガレイは格別です。

石川県では、季節を代表する「四季のさかな」としてサヨリとともにカレイが春の魚として決められています。赤カレイやナメタカレイは春にかけ旬を迎え、底曳き網や刺網で多く漁獲されます。


- メモ -

俗に「左ヒラメに右カレイ」といって両者を区別してきました。内臓があるほうを手前に置いたとき、カレイは右側に、ヒラメは左側に目が来ることを言い表した言葉です。カレイやヒラメは、習性や分布にいたるまで実に良く似ていて、扁平な体をもち、目や口などが片方に寄っているというような左右非対称の身体をもつものはほかにはいません。

ヒラメ同様、縁側(上下のヒレの付け根の肉)の味は特においしく、皮膚を若返らせるコラーゲンが多く含まれており、「煮こごり」にして食べるとその効果を余すこと無くいただけます。

小さいカレイはから揚げにして食べるとカルシウムの補給にもなります。


カレイ

レシピ

カレイやヒラメは、高たんぱく・低カロリーの健康食です。ストレスの予防と改善に役立つB1やB2・Dなどのビタミン、アミノ酸のタウリンが多く含まれているので、疲労回復や肝機能強化にも役立ちます。から揚げなどで骨ごと食べるとカルシウムの摂取にもなります。

カレイの煮付け

定番の煮付けをご家庭で!

材料(4人分)

  • カレイの切身・・・・・・4切れ
  • 生姜・・・・・・・・・・少々
  • 小松菜・・・・・・・・・1/2束
  • A:煮汁
    • 水・・・・・・1と1/3カップ
    • 酒・・・・・・大匙2
    • 砂糖・・・・・大匙2
    • しょうゆ・・・大匙2と2/3

作り方

  • カレイの切身は洗って水気を拭き、小松菜は7~8cm長さに切る。
  • フライパンにAを入れて煮立て、カレイを入れる。クッキングシートで落し蓋をし、中火で10分煮る。
  • 器に盛り、残った煮汁に小松菜を加えてサッと煮て添える。最後におろし生姜をのせる。

焼きガレイ柚子味噌田楽

柚子味噌が香り高い一品

材料(4人分)

  • カレイ・・・・・・・・・・4匹
  • 塩・・・・・・・・・・・・少々
  • A:柚子味噌
    • 味噌・・・・・・100g
    • 砂糖・・・・・・大匙3
    • みりん・・・・・大匙2
    • 柚子・・・・・・1個分(すりおろした皮と絞り汁)

作り方

  • カレイのウロコやぬめりを取り、内臓も取り出してサッと洗い水気を取る。身に切れ目を入れて振り塩をする。
  • 熱した焼き網にのせ中火で焦がさないように両面焼く。
  • Aの味噌、砂糖、みりんを鍋に入れ混ぜながら熱する。さらにすりおろし柚子皮と絞り汁を入れ混ぜ火を止める。
  • 焼き上がったカレイに柚子味噌を塗る。

ポイント

柚子皮の白い部分が入ると苦味が出ます。

焼き網に油を塗ったり、カレイの身に酢を薄く塗って焼くとくっつかず上手に焼けます。

カレイの唐揚げ野菜あんかけ

春野菜とあわせて見た目もごちそう

材料(4人分)

  • やや小振りのカレイ・・・・・・・4匹
  • 大根、人参、たけのこ、
    しめじ、菜の花など季節の野菜・・適量
  • 片栗粉・・・・・・・・・・・・・少々
  • 白髪ねぎ・・・・・・・・・・・・適量
  • A:アン煮汁
    • だし汁1:薄口しょうゆ:1:みりん:1の割合

作り方

  • カレイのウロコや内臓を取り出しサッと洗って水気を拭き取る。身に切れ目を入れ片栗粉をまぶし二度上げする。
  • 大根、人参、たけのこなど季節の野菜は薄切りにする。しめじや菜の花などは小房に分ける。
  • 鍋にAを入れ煮立たせ、2を入れて煮る。火が通ったら水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
  • 皿に1を盛り、3をかけて白髪ねぎをのせる。

ポイント

一度揚げ油からあげて余熱で中まで火を通し、再度油で揚げるとカリカリになります。